2010.10.17

地域医療の中での医療連携、かかりつけ薬剤師としての存在意義と価値を出していきたいと考え、今回のプライマリ・ケア短期集中研修会へ参加してきました。 滋賀、山梨、静岡など、調剤薬局や病院に勤務される先生や訪問薬剤指導に積極的に動かれている薬剤師の先生など沢山の方と交流を持てました。
研 修は出だしから講師陣がとてもパワフル。内容も充実して面白く、日常を十二分に振り返り反省することもでき、参加者同士で考えや意見を出し合っていくとい う充実した研修でした。2日間で1.5時間の講義が10コマもあったのが嘘と思えるくらい時間の経つのが早く感じられました。
病気の事や検査値な ど、問題点を見つけるだけでなく、患者を1人の人間として見たいものです。検査値指標やガイドラインなどの薬学的、医学的知識の提供は時に患者との距離を 隔ててしまう時もあることに気がつきました。もちろん、数値的なものは知っていなければいけないことなのは言うまでもありません。
患者支援のために何をするか?何ができるか?そう考えた時、患者は何を望み、どうなりたいと思っているのか?どんな目標を持っているのか。そんな気持ちを引き出してあげるような、文系な薬剤師として働けるようになりたいと感じました。

2日間、長机に4人が向かい合って座るというとても近い形で研修を行いました。
写真は会場の様子と、2日目に同席させていただいたCFSコーポレーションの中島先生です。他の先生方も2日間ありがとうございました。
(一の沢店 牧野)