2012.11.8


2012年11月8日、新人研修の一環として行われた症例検討会では、ファシリテートを受けながら各々が考えてきたマネジメント案を出し合い、非常に有意義な時間を持つことができました。いつも目にしている処方一つでも、症例として取り上げ話し合ってみると、自分では気付けなかった疑問、課題、解決策が見えてきます。この勉強会を通して、自分に足りない知識を実感しました。これからは、エビデンスに基づいた治療計画を立て、処方介入を行う技能が薬剤師にも求められてくるのだと思います。患者様のQOL向上に少しでも寄与できるよう日々精進していきたいと思いました。
午後から行われたリスクマネジメント研修では、様々な視点からリスクをいかに回避するかについて考える事ができました。マニュアルの作成、過誤委員会の設置、連絡システム等の取り組みを知る良い機会になりました。情報の非対称性により、リスクが生まれることも少なくないと思います。日頃からのコミュニケーションも大事であると思いました。また、一つの危機議題をテーマに討議することにより、自分自身の意識も高まったと思います。仕事に慣れたと思いがちなこの時期に研修を受けさせていただいたことで、より実りあるものとなりました。

(大みか店 鈴木)