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接客の難しさは、決まった形がないということ。薬を受け取ってすぐに帰りたい人、話しかけても無言の人、逆に話がしたくていろいろと聞いてくる人など、患者さんはさまざまです。私たち薬剤師は、その時の相手の気持ちに合わせ、親身になって接することが大切だと痛感しています。実は入社前の僕はどちらかというと人と話すのが苦手でした。でもここに来て、試行錯誤しながら患者さんと向き合うことで、徐々にその楽しさを感じています。患者さんから「おかげで治りました。ありがとう」の言葉をいただいたり、90歳過ぎのおばあちゃんから「あなた、感じがいいね」と言われた嬉しさは忘れられません。

薬の正確な取り扱いや服薬指導を心がけるのは薬剤師として当然ですが、調剤薬局での仕事は調剤や接客だけではありません。病院のドクターと患者さんの間に入って、投薬に関する問題を解決することも、薬の専門家として重要な役割と感じています。「この薬の使い方はおかしいのではないか」「薬の量が多いのではないか」。わずかでも疑問をもった時は、ドクターに確認し正しい投薬を引き出さなくてはいけません。医療提供者の一人として患者さんの大事な体を守る仕事を自覚し、薬の知識を蓄えていきたいと思っています。


